2022年 さくらんぼ 栽培スケジュール

2022年サクランボ栽培スケジュール

「佐藤錦」「紅秀峰」混植をメインにしているので大体の年間スケジュールはこんな感じになります

休眠期

1月2月は休眠期。この間寒い事でサクランボは花芽の準備を始めます

作業としては整枝・選定

発芽と摘芽

3月下旬から4月上旬

発芽するので、摘芽して整えます

開花期

4月下旬から5月上旬

蜜蜂やマメコバチによる受粉に加えて、人工授粉を行います。

摘果

一つ一つの果実を大きく育てる為に、間引きを行います。

どの実を残すかが腕の見せ所。品種により摘果の割合も変わりますし、どういう形の実を残すかは経験則が物を言います。

着色管理

5月中旬から着色が始まり、流行者だと6月上旬から収穫になります。

着色させるために、摘葉して日当たりを良くしたり、地面に反射シートを張ったりします。

出荷

サクランボは、トマトやメロンの様に収穫した後で熟成する果物ではありません。

収穫した段階が一番おいしく、収穫したその時から劣化が始まります。

ですから、収穫⇒出荷はスピード勝負。

大きさのゲージに合わせて選別。色付きによる品質の選別など熟練を要します。大忙しの時期です。

施肥・夏季管理

7月下旬の施肥します。

サクランボが来年の実をつける為に栄養を蓄えるのが夏の暑い時期です。

秋の果物のリンゴやブドウは今年の実をつける為に夏栄養を蓄えますが、サクランボは来年の為に栄養を蓄えます。

夏季剪定などで手を加えながら9月中旬に基肥を施します。

落葉・休眠

11月中旬ごろから落葉して、休眠期に入ります。

年間を通じて

サクランボは桜の仲間なので、病気や害虫に弱いです。

一年を通じて除草や摘芽・摘果・摘葉など手間暇がかかる作物です。

梅雨の時期に雨にあたると実が割れてしまったりします。水はけの悪い果樹園だと実に水分が行き過ぎて水分過多で内側から破裂したりします。

根が浅い樹木なので強風で倒木したりする可能性があります。(庄内地方では強風が心配の種です)

これは庄内地方ではほとんど心配いりませんが、収穫時期に台風が直撃すると収穫のタイミングを逃してしまいます。

サクランボは我がままな果物

サクランボは、

冬は寒くなきゃいけなくて、そのくせ夏は暑くなきゃ駄目
春先の開花時期には穏やかな天気を求める。
水はけが良い土壌を好むくせに、根は浅根性しっかりと土を捕まえないので、風に弱い。
梅雨の時期には要注意(雨除けテント必至)
夏は暑くなきゃダメなくせに、西日は嫌い
収穫期が短いから、この時期に台風の直撃を受けると大打撃
夏冬の温度差が多い方が良い
昼夜の温度差が大きい方が良いくせに霜には弱い
収穫したその時から劣化が始まる

という我がまま放題の果物。

手間暇かかりますが、それがまたサクランボの魅力とも言えますね。

今年も元気に育ってほしい。「精魂込めて作ったサクランボをお客様のもとに届けたい」と思うことしきりです。

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