子供たちは「さくらんぼ」が大好きです。子供たちみんなに美味しい「さくらんぼ」を食べさせたいと思って栽培を始めてもう35年になります。
栽培を始めた頃は失敗の連続でしたが、12年目頃からようやく他には負けない美味しい「さくらんぼ」が収穫できるようになりました。
こうして「さくらんぼ農園」を続けてこられたのも、信頼できる仲間、惜しみなく援助してくれる関係者の皆さん、そして、なによりも「美味しかった!」とコメントをしてくれる消費者の皆様の声が大きな励みになりました。本当に、感謝、感謝です。
これからもさらに美味しい「さくらんぼ」作りに取り組んでいきます。
どうぞ「いまいのさくらんぼ園」をよろしくお願いします。
東は羽黒山、南に月山、北には鳥海山の長い山裾、そして西にも金峰山に連なる山々があり、これらの山々につつまれた自然豊かな庄内平野が望むことができます。
1970年代頃はすでに「さくらんぼ」といえば東根市を筆頭とする内陸地方でした。。残念ながら庄内には少なく、羽黒町では「さくらんぼ」を植えてる農家は一軒だけでした。
山形県はざっくり海側の庄内と山際の内陸に分けられますが、昔から庄内は、田んぼが広く米作りが盛んで一方、内陸は果樹、園芸が得意でした。
しかし、1970年頃から米が余りはじめ、10%からはじまった減反は35%に拡大し、もう米に頼っていた時代は過ぎ去りました。
国の政策で減反の始まった年がちょうど農業高校卒業というタイミングでした。当時から、何か新しいことをやらなきゃという思いが強く、減反した水田に枝豆、すいか、スイートコーンなど試したところ、いずれも甘くてコクがあって美味しかったのです。
それから十数年が経過した1985年、羽黒町を「さくらんぼ」の一大産地にすると提唱する方がおられ、それに賛同いたしました。33歳の春です。当時は田んぼに木を植えるなんてと諸先輩方にはご心配をお掛けしたものです。
幸い県の先生方、町とJAの担当職員、私たちと、出羽三山の里羽黒町に「さくらんぼ」の結実を夢見て本腰を入れてくれる方々と共に、ここまでやっと辿りつきました。おかげ様で本当に皆さまから喜ばれる美味しい「さくらんぼ」が採れようになりました。
より良いさくらんぼを作り上げるために、生産持続可能な農業を目指して山形県エコファーマー第D1‐3790号です。
こだわって土が酸性にならないようアミノ酸豊富な海藻、貝殻由来の肥料、堆肥、を施しております。「さくらんぼ」は、お客さまが口にするものなので、園地内の草を除草剤で茶色に枯らすことはしておりません。
「さくらんぼ」は、早朝4時半から7時ころまでの涼しいうちに収穫します。その後
空調設備の整った作業所で選別箱詰めします。そして、その日の夕方には発送しますので、関東、関西、中部、東北のお客様には収穫翌日には「さくらんぼ」を楽しんでいただけます。
北海道、沖縄、九州、中国、四国のお住まいのお客様には誠にすみませんがその翌日にお届けいたします。