さくらんぼ農園日誌2023年05月07日 雨除けテント設営

現在のサクランボ育成状況

受粉が済んでサクランボの実が付き始めました。

これから大きくなっていくわけですが、成熟する前に雨に当たってしまうと実が割れたりして痛むので、雨除けのテントを設営します。雨除けテントはいわゆるビニールハウスのようなものではなくて、横の壁に当たる部分は覆いません。通気性は良くして、透明な屋根だけ付けて、陽が当たるけれども、雨の直撃を避ける仕組みの物です。庄内地方を含む山形県は、太平洋側に比べて梅雨らしい梅雨はないので雨の直撃で収量が落ちるという事は無いのですが、高品質なさくらんぼを育成するには避けては通れない作業です。

厄除け安全祈願祭

テント設営にむけて、土地の神様に祈りを捧げ清める厄除け安全祈願祭を5月7日にとりおこないました。

それにつけても、さくらんぼ農家に携わる人の年齢が高齢になっています。見ての通りジジババばっかり(失敬)

後継者不足は、さくらんぼの農家に限らず。農家全体・地方全体の課題と言えます。

日持ちするさくらんぼの新種開発。人手をかけずに育成する農法やIT技術を駆使した出荷体制など時代と共に開発改良が必要かもしれません。

私も年に似合わずHPを運営したり、ツイッターを始めたりして頑張っています。「日本のおいしいさくらんぼ」は何としても守っていかなければなりませんから……

雨除けテント設営

この後、皆さん老体に鞭打って総出で雨除けテントを設営です。

 

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